梅雨直前!湿気対策5選を紹介します!

皆さんこんにちは。

埼玉県の大工集団、カルムホームです。

2023年が始まって早いもので4月も半ばとなり、春真っ盛りですね。

うかうかしていると、そろそろあの時期が来てしまいますが、皆様は対策はできていますか?

そう、梅雨の時期です。

湿気に悩まされた経験は一度はありますでしょう。

湿気が家へ与える影響はたくさんあります。

例えば、湿気は結露を生み、カビの発生や腐朽菌の繁殖へ繋がり、

さらに、その影響でダニの繁殖やシロアリの発生などの被害も起こってしまいます。

また、人体にももちろん影響があり、倦怠感や熱中症を引きを越したり、

アレルギー症状の悪化という場合もあります。

今回は、湿気に備えた家づくりのポイントについてお伝えします!


①適切な換気システムの導入

人が暮らすのに快適な湿度は、夏場は55%~65%、
冬場は45%~60%が目安と言われています。

湿気がたまりやすい場所には、換気システムを設置し、
常に新鮮な空気を取り入れるようにすると効果的です。

特に、浴室やキッチン、トイレなどの湿気がたまりやすい場所は、
換気扇や排気口などを設置することで湿気を迅速に排出することが重要です。

ただし、雨が降っている時は外の湿度が高い場合が多いので、
窓を開けると逆に外の湿気を家に取り込んでしまい逆効果となってしまいます。

エアコンの除湿機能や除湿器を使って湿度を下げましょう。


②適切な断熱材の選定

カビの原因の多くは、湿気がたまることや外部と内部の温度差により発生する結露です。

そのため、断熱材を適切に選定し、断熱効果を高めることで、
結露を防ぐことが重要です。


③適切な床下の対策

床下は、湿気がたまりやすく、湿気が家の内部に伝わってしまうことがあります。
そのためにも床下の基礎にも断熱材をしようされていますが、
地域によって必要な性能等もまた変わってきます。
家づくりの際はどれくらいの性能が良いか一度確認してみましょう。


④適切な建材の選定

建材の種類によっては、湿気に強くないものがあります。

自然由来の素材はその多くが通気性や防湿性に優れています。
木は呼吸することで調湿をしてくれるため、湿気に対しての効果も大きいです。
また、近年では卵の殻を使ったタイルなども開発されており、
今後もそうした自然由来の建材も増えていくことでしょう。


⑤適切な室内環境の維持

湿気を防ぐためには、家の内部に十分な空気の流れを作り出し、
適切な湿度を保つことが大切です。

換気システムに頼りすぎず、
窓を開けて換気したり、入浴後にお風呂場の水滴を拭き取ったりなど、

快適な環境づくりを意識的に心がけましょう。

以上が、湿気に備えた家づくりのポイントとなります。

家を建てるうえで、工務店や設計士にこのことを相談することで、
より適切な湿気対策を施すことができます。

対策の箇所や方法も様々なため、詳しくは是非一度ご相談いただければ幸いです!

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