知れば納得!フラット35はなぜ選ばれる?

皆さんこんにちは。

埼玉県の大工集団、カルムホームです。


フラット35は皆さんご存じですか?

CMでもたまに見かけますね。

ちなみに私の家にはテレビがないので、CMがあるのを知ったのは最近でした...。

フラット35とは、独立行政法人の住宅金融支援機構が

民間の金融機関を窓口に提供している固定金利の住宅ローンです。


フラット35と民間ローンの違いは主に以下の9点です。

①審査基準

フラット35はほかの民間ローンに比べて金利が高めに設定されています。

やはり金利が高いというのはかなりネックになりますが、

その分、審査の基準が民間ローンに比べて柔軟なことが一番の特徴ともいえます。

国が主導で行っているローンだからこそできる間口の広さですね。


②勤続年数

これは多くの民間ローンで大切な基準となるものです。

勤続年数は安定した返済ができるかどうかの信用にかかわるためです。

短くても最低1年以上(場合によっては半年でも受け付けてくれる場所もあります。)

の勤続年数が必要となりますが、

なんとフラット35では、

一度給料をもらえば基準を満たしたとして審査が受けられるのです。

転職も珍しくない昨今では、中々勤続年数が安定しない人も多いですし、

買いたいと思ったタイミングに丁度転職が重なるパターンもあるでしょう。

そんな方にも安心して借りられる住宅ローンということですね。

しかも、正社員でなくともという受けられるという基準は

民間にはない特権ともいえるでしょう。


③年収

これも重要な指標ですね。

民間で低いところでも100万から。

多くは最低200~400万程と規定されています。

なんとこちらもフラット35では原則基準がありません。

絶対に借りられるというわけではありませんが、

こういう審査の間口が広いところは、本当にうれしいですね。


④過去の借入履歴

これについても明確な基準はない物の、民間程重視されることはありません。

信用力が民間ではいかに重要かということがよくわかります。


⑤選択できる金利

フラット35はの金利は全期間固定のみとなっています。

民間は変動金利や期間選択型、ミックス型と様々な商品があり、

多くは金利の安い変動金利が選ばれます。

商品としての魅力は民間にどうしても劣りますが、

その分、審査基準が柔軟なのが特徴ということですね。


⑥借入限度額

借入限度額は民間では最大でも1~2億円程。

対してフラット35は8,000万が限度額となっています。


⑦借入時年齢制限

民間では65~70歳未満。

フラット35では70歳未満と設定されています。


⑧団信の加入

返済時期のどこかで傷病により返済ができなくなる場合があります。

そのための保険として、団信への加入が多くの銀行で必須となっています。

しかし、そのためには保険分金利が上乗せされてしまいます。

フラット35ではこの加入が任意となるのです。

ただ、団信の加入は万が一の対策になることは間違いありませんし、

死亡や重度の障害には金利の上乗せなしのなることもあるので、

団信もどういうものがあるのか、ちゃんと検討してみたほうがいいでしょう。


⑨物件の技術基準の審査

これは民間にはあまりないことですが(高い基準を採用することで金利が優遇されるパターンは有り)、

ローンの借り入れの際に、住宅の技術基準の審査があります。

この基準には、

・住宅の規模
・断熱、住宅の構造
・配管設備の点検

いくつもの審査基準が存在しています。

まずは、フラット35を考える際には、

この審査基準をしっかり確認しておくのもいいですね。


まとめ

フラット35は民間ローンにはない特徴がたくさんありますね。

これらの特徴をまとめると、

民間では審査が難しい人のための住宅ローンということです。

もちろん金利は安くないため、

なるべく返済額を少なくと考えている方は、

民間で借りられるよう基準をよく確認しておくことが大切です!

建物だけでなく、お金についてもご相談承っているので、

お悩みの方はご気軽の相談してください!

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