住宅ローンの基礎知識~そもそも住宅ローンって?~

 皆さんこんにちは。
 埼玉県の大工集団、カルムホームです。
 家を建てようとしたら一体どれくらいお金はかかるでしょうか。
 住宅金融支援機構の調査によると、全国平均では「建売住宅」で3,605万、「注文住宅」で3,572万(土地4,455万)となっています。場所にもよりますが、やはり住み心地の良い場所とものなればより高くなってきます。
 これを現金一括で...といった買い方は普通にはできないからこそ、ローンを組んで買うことになるわけですね。

 そもそも住宅ローンとは、住宅の購入やリフォームをするために金融機関から借りるお金のことです。
 住むための住宅の購入であれば、新築はもちろん、中古戸建や中古マンション、住宅を建てるための土地の購入など、基本的にどんな物件でも利用できます。(ただし、物件によって利用条件や借り入れ条件が異なります。)

 金融機関からお金を借りる場合、金銭の貸借に対して支払われる対価「利息」というのが借入期間に応じて発生します。
 毎月のローンの返済は、借りたお金(元金)だけではなく、利息も含めた金額です。

 「借りたお金に対する利息の割合」を「金利」といいます。
 この金利が高くなると利息が増えて返済額も増えてしまいます。
 基本的には住宅ローンは「定年ー返済開始の年齢=返済期間」として考えるのが無理のない返済計画と言えます。

 銀行をはじめとする金融機関は、それぞれ独自の住宅ローンを取り扱っています。
 代表的な「変動型」「全期間固定型」「固定期間選択型」などがありますが、金融機関によって金利タイプや保証料の有無、取扱手数料などが異なります。
 また、各金融機関はそれぞれに、繰上返済の機能や利便性、団体信用生命保険の保障内容など、様々なサービスを展開しています。

 住宅ローンの審査基準や借入れ要件は各金融機関によって異なり、その詳細は公表されていないため、実際に審査に出してみないとわかりません。詳しいローンの手続きを知りたい方は、いつでもご相談ください

 次回は金利の種類、代表的な3タイプのうちの「変動型」について詳しく見ていきたいと思います。

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