資金計画を立てよう
皆さんこんにちは。
埼玉県の大工集団、カルムホームです。
今回は家を建てる資金ってどれくらい必要なのか...
大きく分けて3つ紹介していきます!
資金計画を立てる
前回は理想の家作りについてのお話でしたが、今回はそれを現実とするための資金計画についてお話していきます!
まずは、家作りにどれくらいお金がかかるだろうか見ていきましょう!
家作りにかかるお金の項目は大きく分けて3つあります。
1.土地にかかわるお金
土地を買うお金以外の項目をあまりご存じでない方も多いのではないでしょうか。
いくつかをここで簡単に紹介していきます。
・敷地調査費 5~10万
正確な敷地測量図がない場合、土地の測量や建物の大きさや用途に関わる法的調査を行います。
・水道加入金 3~40万
家を新築するときに、その土地に新しく水道を引く必要がある場合もあります。
自治体や水道メーターの光景によって異なりますが、
13ミリ・・・3~10万
20ミリ・・・4~20万
25ミリ・・・12~40万
これに水道管を敷地内に引き込む工事費がプラスされます。
未舗装で20万ほど、舗装された道路で50万ほど必要となります。
・地盤調査費 3~8万
安定した地盤は耐震性に直結しています。地盤の改良が必要かどうかを確認し、建物の構造を決めるためにも必要な調査となります。
地盤の改良には施工内容にもよりますが、100万円程度かかるケースもあります。
建物の強度に関わる工事なのでここはしっかりと行いましょう。
2.建物にかかわるお金
・設計料 建築費の10~15%
ハウスメーカーに設計と施工を一括して依頼する場合では、すでに本体工事費に設計料が含まれているケースが一般的です。(建築費の1~2%)
一方で、設計事務所に別途設計を依頼する場合、建築費用の10~15%ほどかかります。
・ガス、給排水の引き込み工事 30~60万
こちらは設備関係の工事になります。
これは本体工事には含まれず、費用も自治体によって変わります。
・建物の外回りに関する工事 30~200万
これは門扉や塀、カーポート等外回りに関わる全般を指します。
敷地の面積や設置する物によって値段かなり変わります。
目安としては1坪1~10万で考えておきましょう。
3.諸経費
これは項目が多岐にわたります。
着工前から完成後まで様々な場面でお金がかかります。
・確認申請 10万程度
これは家を建てるために必要なもので、役所に提出することが義務付けられています。
・近隣挨拶代、工事中の差し入れ代
工事中はどうしても近隣に迷惑をかけてしまうため、隣近所と良い関係を築くためにも着工前にあいさつをすることが大切です。
その際の菓子折り代なども見積もりに入れると良いでしょう。
・地鎮祭 5万程度 / 上棟式 10万程度
地鎮祭は
・その土地を守っている氏神様に土地を利用する許可を取る ・工事の安全を祈る ・住む人の繁栄を祈る
といった意味合いがあります。
上棟式は木造建築の骨組みが無事に出来上がったことに対するお祝いです。
地鎮祭や上棟式を行うかどうかは施主の判断によります。最近では上棟式をやらない施主さんも方も増えてきてます。
・印紙代 10万~
これはローンや工事契約の際にかかる手数料です。
契約金額に対してかかる金額なので、
工事契約の場合、500万~1000万は5000円、1000万~5000万以下は1万円になります。
・火災保険 20~30万
住宅ローンを受ける際、火災保険の加入が義務付けられています。これがおよそ20~30万ほどを目安に考えておきましょう。
地震保険は任意となっています。
地震保険は単体ではかけることができないので、火災保険とセットでの加入となります。
いかがでしたでしょうか。
今回はなかなかボリューミーとなってしまましたね。
このほかにも税金に関することなど、まだまだ語りつくせないことが多いです。
気になった方はまずは是非一度ご相談ください!